レイアウトの骨格、ボードの作製に時間を費やしました。
やっと、造形に戻れます。
勾配部分の「サブテレイン」とその他陸地の「スタイロ」。
これらを適材適所に使用しているつもりですが、最初は結構ラフに配置しています。
ご覧の通りで、そもそも路盤が全路の幅より若干狭い。
ワイドレールでなければちょうど良い感じなんですけどね。
勾配部分においては全体的にこんな区間がありますので、左右の縁は何らかの詰め物を用意しなくてはいけません。
基本的に成形は紙粘土で行うつもりなのですが、紙粘土に限らず粘度での造形は綺麗に仕上げるのが難しい。
特に私のような不器用な者には、厚手の盛りは地雷。
使用する紙粘土の量も、できれば節約したい。
そこで、詰め物が必要です。
成形されていて、適度に柔らかくて多少曲がった部分にも使える。
どこでも買え、出来ればお安く。
そんな場合に、これ。「角バッカー」
「角バッカー」などという商品名は聞き慣れないですが、外壁用の詰め物です。
これは住宅用の建材でして、主にサイディング壁の各壁の隙間に詰められます。
サイディング壁材の厚みって通常12mm位あるんですが、下地次第ではそれ以上深くなったりします。
壁材の間に出来る溝はコーキング材で塞ぐのですが、あまり深すぎてもコーキング材を大量消費するだけです。
高いし固まるのも時間かかるし、若干収縮するので厚盛りするとコーキング材がヒビ割れしやすくなる。
で、この「角バッカー」のような詰め物を入れ、コーキングが厚くなりすぎないように調整するんです。
調整部材ですから細かいサイズ違いが用意されていて、建材故に大量生産品。
お値段も安い。
写真にある一番細い材では1本30円切り、一番幅のある大きいモノでも100円しません。(税別)
硬めのウレタンスポンジですので適度に柔らかく、多少の曲げもOK。
両面テープが付いていますので、貼るのも簡単。
例えば先ほどの写真のシーンであれば。
このような隙間はこれで埋めてしまう。
基本的にはこの後紙粘土で綺麗に埋めればいいので、無理にキッチリ高さを稼ぐ必要はありません。
出っ張ればよく切れるカッターであれば綺麗に削れます。
この要領である程度埋めたり、この先造形する上での位置出しとして貼っても良い。
もちろんその分、造形に使う粘土は節約出来るわけです。
主にホームセンターのコーキング材売り場の隣にありますよ。
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