住宅街。
唐突ですが、住宅街がどういう所かご存知でしょうか?
住宅街を知れば知るほど、ストラクチャー販売各社にはぜひ熟考をお願いしたいのであります。
今日は話が長いですよ。
これでも端折ってますが。
まず、現状です。
レイアウト左側に拡がる住宅街です。
まだ仮設なので道路がありませんが、道幅などイメージ出来るようにバスなどを置いています。
(こんな狭い行き止まりにこんなデカイバスは走りません。)
線路下に歩行者通路を設けて、駅からの動線は確保しました。
覗いてみるとこんな感じ。
照明点けないと昼でも不安な通路です。さて、この景色を見て、皆さんはどう思いますか?
カメラは南から北へ向けて撮っています。
気付く方はピンと来ますね。
正しいようで、おかしいんですよ。
配置の考え方を含めて個々に見ていきましょう。
一番手前の2軒はよくある一戸建てとアパートです。
想定としてはこの2軒と南北の空き地が地主さんの土地。
昔は農家。
今は地主さんが左の家に住み、右の遊休地をアパートにしました。
アパート北側には住民用に駐車場です。
大家さん宅には北側に勝手口があり塀がありませんのでやはり北側にも大家さん宅の駐車スペースがある。
その北側。
敷地に余裕のある戸建て2軒。
ちょっと昔の分譲住宅。
なので2軒はそっくりです。
その北側。
狭小住宅が2軒。
元は1軒の住宅でしたが、近年売られて建売業者によって分譲されました。
近年の住宅なので、屋根は南向き片流れで太陽光パネルの設置を想定しています。
手前道路を挟んで左側。
2世帯住宅です。
ここは元は北側に広めの民家。
土地はすでに分割されています。
手前線路縁に駐車場。
その裏手。
建て売り住宅2軒とアパートが1棟。
左の線路縁がこの3棟の住民用駐車場。
順番からすれば、現2世帯住宅の民家の敷地北角にアパート建設。
その後民家解体で大家さんは南側に2世帯住宅を建て、アパートとの間は建て売り住宅に。
北側奥の緑色の屋根の家はちょっと昔の注文住宅。
築年数からアパートと同時期に建ったと思われます。
とまぁ、この位のストーリーを考えながら配置しています。
やり過ぎですか?
いやいやいや・・・。
住宅街には流れというものがあるのですよ。
適当に並んでいると、おかしいのです。
出来れば元農地という前提なら、厳しく建坪率を縛りたい。
もっと言えばあれもこれもと実際の宅地用件を盛り込んでみたい。
ですが、さすがに模型でそれを言ってたら厳しすぎますね。
ここまでアップで見せていると、ちょっと気が付きませんか?
戸建ての多くが、南側道路前提で作られています。
というかKATOとTomixはそれしかありません。
というかKATOとTomixはそれしかありません。
ここなんですよ。
私が各社に注文を付けたいところは。
南側道路前提の住宅ばかり作らないでください!
住宅地でひとブロックというと、よくあるパターンはこんな感じですよ。
北2棟、南2棟の4棟1ブロック。
でもこれでは、北側のお宅の駐車場とアプローチがおかしいわけです。
でもこれでは、北側のお宅の駐車場とアプローチがおかしいわけです。
かと言って、180度向きを変えてしまうとこんな家の建て方はおかしいんですよ。
北庭&リビングで南側の窓が殆ど無いですから。
ということで、何とか北玄関のアパートを設けて北側を大きめの駐車場という想定にし、どちら向きでもおかしな設定の住宅は理由を付けて置いて苦労しているわけです。
妥協点として東向きと西向きに振ることは考えました。
実際にそういう家も多いです。我が家もリビングは東向き解放。
しかし、自称「住宅オタ」なので間取りがこのままでは中途半端で違和感バリバリなのです。
簡易にってことであれば、南道路には戸建てを並べ、北道路にアパートを並べればある程度は整合が取れます。
もちろん、文句あるなら庭から作れ、なんなら家もフルスクラッチで作れと言うのは正論です。(笑)
時間があればやってみたいです。
また、なるべく手前に繊細なKATOのストラクチャーを置き、奥に街コレを置いています。
種類が豊富という意味で街コレの存在意義は大きいと思うのですが、混ぜてしまうと造形の破綻が見え見えで辛い。
あと500円値上げしても良いのでもうチョイ緻密にして欲しいなぁ。
というわけで、住宅街侮りがたし、なのです。
私のやる気スイッチ!
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