「シン・ゴジラ」はもう観ましたか?
既に2回観てきました。
前評判というか、ファンの憶測はややネガティブでしたが、完成したその作品は見事なゴジラであり大傑作だと思います。
ぜひ劇場で庵野監督の「ゴジラ愛」を感じ取ってきてください。
さて。
あのコンテナを作ります。
あのコンテナとは何かというと、某宅配便のコンテナです。
やることは朗堂のコンテナに色を塗り、デカールを張って完成です。
凄く簡単な気がしますが、大変です。
まず、コンテナを決めます。
コンテナといっても調べるといろいろ種類が存在していて、厳密にあのコンテナと同じものはそのままでは売っていません。
一番近いタイプで入手が簡単な朗堂のC-4601を選びます。
色はどうするか・・・。
もちろんあのカラーそのものは売っていませんので、近い色を探ります。
PCの画面に出てくるあの会社のバンの色ではニュアンスが解りませんので、営業所受け取りに行ったタイミングでジロジロ見る。
で、なんか難しそうだな、ということで、GMカラーの36「青緑1号」をそのまま塗る事に。
色見本ではわりと良い感じでしたが塗ってみると少し明るめになりました。
下地で黒かグレーを塗れば良かったのかもしれませんが、今後の増産を視野に入れ今回はこのまま。
ついでにバリエーション違いも探って、同じく朗堂のC-4401も塗っておきます。
ついでのついでに、緑になる前のグレーVerもC-4601で作っておきます。
欲張ってコンテナだけで3仕様です。
コンテナの塗装まではこれで良いのですが、問題はデカールです。
この壁を越えればオリジナルコンテナに限らず、世に無い物は自作で作りたい放題です。
自作デカール作製のためにインクジェットプリンターで印刷して作れるものもありますし、昨今入手が難しくなってしまったアルプスのMDプリンターを使った印刷、本職への依頼等、方法はいくつかあります。
MDプリンターも長らく温存しておいたのですが、先にPCの方が逝ってしましました。
今回は素直に上手に作れてる方にお願いするということで。
今回は素直に上手に作れてる方にお願いするということで。
そもそも水デカールを張ることが何十年ぶりだろうかというレベルです。
ノウハウは書籍やネットから吸収します。
カットはとにかくケチらず新鮮な刃を使うことです。
私の場合は10個分切り出したら折り捨てます。
刃を折って捨てる専用容器も安いので買っておくと便利です。
ちなみに内装業の壁紙職人さんはビックリするほどパキパキ折って作業を進めます。
下手に引っかけて張り直しになるとカッターの刃をケチるどころの損失では無いのだそうで。
昔こんなのあったかな?
位置決めを助けるクレオスのマークセッターと軟化に特化したマークソフターです。
クレオス以外にも数社から出ているようですが、これは入手が楽です。
水デカールは子供の頃に失敗しまくってました。
主に水に漬け過ぎて糊が流出したり、焦って破くパターンで酷いことになっていました。
おっさんとなった今、この辺は克服できそうです。
マークセッターを厚塗り。
デカールを水に漬ける。
写真撮るのに浮かべちゃってますけど、さっと潜らせる程度で充分でした。
これは使うデカールによっても異なります。
デカールを貼り付ける為の道具。
綿棒は100均のものだとほつれるのが早いため、チョット高いけどMr.綿棒を。
ピンセットもタミヤのデカール用を。
デカールの糊が溶けてくると、台紙からジワッとずらすことが出来ます。
用意出来た写真の都合でここだけ緑コンです。
端から揃えて乗せて、位置を整えながら綿棒を転がして中の水を抜きます。
あ、綿棒は水に濡らしておきます。
乾いたままでやると最悪デカールを巻き取ります。
凄まじく集中力を発揮して、ひとまず5個。
ホントはね、乾燥後じっくり出来映えをチェックしてから次に移れば良かったんですけどね。
一気に量産体制に入ってしまい、やっちまいました。
所謂シルバリング大発生。(笑)
シルバリングとは浮き上がりなのですが、表面の荒れやデカールの糊の不足で起こりやすいようです。
半艶のままエアブラシで塗装した上に張っているわけですが、それ故表面が粗い。
さらにあまりにも密着を意識しすぎて糊を押し出しすぎた為、結果的に糊不足に陥ったと思われます。
難しいなぁ。
丹念に混入したエアを潰しつつ隙間にマークセッターを流し込みコツコツと対策を施しました。
モデラーの友人などの証言によれば、そもそも余白をクリアデカールのまま覆う張り方はしないしコンテナデカールは難易度が高いと言われました。
何かプラモで練習してからの方が良かったようですね。(汗)
このままではマズいので・・・対策をしつつ次回へ続く。
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