トランプ大統領が「アメ車売れないのはジャパンが悪い」と騒いでいます。
最近のアメ車は出来が良いですが、フォードは撤退しちゃったばかりですし売る気あるのかと。
またトヨタがキャバリエを売れば良いんでしょうか。
ナイト2000だったら考えますよ。
さて。
アメリカの機関車史を辿っていますと、何故今模型で売ってないのか不思議な車両というのがあります。
これも売ってなかったよねぇ・・・って事でしたが、とうとう発売されてしまいました。
ScaleTrains「GTEL 8500 Horsepower "Big Blow" Turbine, Union Pacific #18」の入線です。
相変わらず製品名が長い・・・。
蒸気機関車からディーゼル機関車に移り変わる過渡期、アメリカに限らずガスタービンエンジンの搭載が検討されていましたが、本機は実際にアメリカで量産デビュー出来てしまいました。
名前の通り8500馬力を誇るこの機関車が試作機として登場したのが1948年。
以降しっかり量産化されましたが、やはりガスタービン故のやかましさで早々に田舎へ追いやられているようです。
日本では遙か後年の1972年にキハ391系が試作され・・・それっきりですね。
どんな感じか。
久しぶりの動画でご覧ください。
家の横をこんなにウルサイのが走ってたら怒ります。(笑)
燃費の悪さは安い重油燃料で帳尻を合わせていたようですが、その後の高騰でそのメリットも消え、引退。
そんな不遇な機関車ですが、この度「Scale Trains」という、今まで貨車とかコンテナばかり売っていたメーカーが突然本気出してこれを製品化しました。
事前の情報が殆ど無く不安でしたが、思いきってみた甲斐がありました。
先頭の制御車両には補助のディーゼルエンジンが搭載されています。
DCC車両はこちらからホーンや補機類の音が。
手摺とか梯子、見えます?
ガスタービン搭載車両。
DCC車はこちらからガスタービンの音が出てきます。
タービンも見える範囲で造形されています。
殆ど見えませんが・・・。
燃料車。
蒸気機関車からの転用だったようで、いくつか種類があるようです。
ま〜とにかく造形が細かい。
ここまで細かいと転覆しただけで折れそうで怖い。
この作り込み感はKATOと張り合えるどころか、超えているかも。
50年代、懐かしのアメリカ型のお顔です。
走りも滑らかで車重もとことん重く、動力は2両に入っているのでけっこう牽引力もありそうです。
DCC無しも売っているのですが、タービン音があってこその機関車という感じもあるのでDCCで正解でした。
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