労働者同志の皆様におかれましてはお盆休みはいかがでしたでしょうか?
子供はまだまだ夏休みかと思いましたが、今時は高校生だと学校始まってるんですね。
地域差もありますしいろいろではありますが、私も1ヶ月くらい休みが欲しいです。
さて。
「聖地巡礼」という言葉をご存じでしょうか?
宗教的な話ではなく、ドラマやアニメの舞台となった街や施設を訪れる事を言います。
行ってきましたよ。
茨城県東茨城郡大洗町。
そう、ガルパンの聖地です。
家族会議にて一家揃っての大洗行きを決めたのが「ガールズ&パンツァー 劇場版」公開後の年末。
が、年明け早々の母様入院、嫁様の事故。
全てひと段落してからの宿の手配で、決行できたのがこの盆休みです。
長かった・・・。
大洗を走る鉄道は鹿島臨海鉄道。
大洗駅前も「ガルパン」一色です。
駅前どころか、駅舎の中にガルパンスペースがあります。
アニメや映画の舞台が盛り上がるって話は過去にも事例はありますが、アニメの放送開始から既に4年以上経っています。
盛り上がりの継続期間がここまで長い例はあまりないのでは?
町の方へ。
基本的にはごくごく普通の漁港町。
夏は海岸への海水浴客でそこそこ賑わうものの、昔ながらの小規模な街並みに加え、海沿いのショッピングモールや展望台、水族館などがあるだけ。
特に大きな観光スポットがあるわけでもありません。
が、商店の店頭にはガルパンの登場人物や戦車のパネルが飾られています。
まあ、一般の観光客が引かない程度でありつつ、至る所にある感じ。
面白いのはお店独自のキャラクターグッズが売られているところ。
普通は版元が雁字搦めに管理していて勝手には作れないんですが、商工会で一元管理する事で版権料も納められる仕組みがあります。
そして、アニメグッズとしては値付けが安いものが多い。
商売っ気としてグッズ販売に力を入れているというより、聖地巡礼するファンへのサービス状態です。
ところで、今回の日程は地元の伝統ある「八朔祭」という、年に一度の大きなお祭りに合わせる事が出来ました。
結構大きな山車が練り歩く普通のお祭りです。
が、この祭にはガルパンが混在しています。
なんとも不思議な感じです。
普通にお祭らしく浴衣の若者も歩いていますし、コスプレした若者も歩いています。
出店の隙に戦車があったり、ラジコン戦車バトルやってたり。
見事な共存です。
今回泊まった宿は聖地大洗でも人気のお宿2軒。
1泊目は砲撃を受けて半壊する「大洗シーサイドホテル」。
そのシーンが映画で公開されるとホテルにブルーシート貼って演出するほどノリノリ。
宿泊プランにガルパンプランがあります。
食い切れないほどの食事がどーんと出てきたあとに戦車ケーキで締め。
次に泊まったお宿「割烹旅館 肴屋本店」は聖地中の聖地。
作品中では戦車が突っ込んで全壊してます。
こちらでは毎度八朔祭でNゲージレイアウトが展示されています。
もちろん鹿島臨海鉄道も走ります。
レイアウトのオーナーさんとは少しお話ししたのですが、なぜここで毎年レイアウトを展示しているのか聞きそびれました。
なんとも不思議な融合を果たしている大洗ですが、とにかく町の方々が皆さんもてなしてくれるのです。
町おこしを画策する所は昨今たくさんあるわけで、その成功例とされる大洗については決してアニメの作品力ではなく、ベースに来訪者に対するおもてなしの心があるからこそリピーターが多くいて、町が賑わっているのです。
ガルパンはきっかけに過ぎないんだと思います。
我が家ではまた行こうという話になりました。
あ、今回撮り鉄はこれだけ。
時間が合わなくてラッピング列車は撮り損ねました・・・。
また来ます、絶対に。
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