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2016年02月28日

今更!?KATO「パワーパック スタンダードS」

ブログのコメントは有り難いものでして、毎度しつこく設置しているブログランキングボタンと合わせ、私のやる気スイッチがガッツリ入ります。
様々な謎も記載ミスもアップデート出来ますので、間違った歴史を刻まないためにも、謎解きや明らかなミスはぜひご一報下さい。

さて。
今更買うモノなのかという感じですが、Nゲージのコントローラーの基本。
KATO「パワーパック スタンダードS」を投入。
ktsIMG_2093.JPG
というのも。
前にも紹介しましたが、これまで我が家に入線するDCC搭載車両は、全て直流定電圧電源を用いて走らせています。
ktsIMG_8473.JPG
一番電圧が安定していて、電流容量も余裕があるわけですが、使い勝手が良いとは言えません。
ktsIMG_8476.JPG
そこで、諸先輩方もDCC車両で実績があるようなので、これの投入となりました。

ムカデさん「DR-12-8-1500/2」の入線に合わせて、実験です。
KATOのパワーパックとTomixの線路ではフィーダーのタイプが合いませんが、今回は変換基板を作ってみました。
ktsIMG_2094.JPG
KATOのフィーダーケーブルを基板にハンダ付け、取り出しはTomixのフィーダーケーブルを挿すだけです。
ついでなので、途中に電圧計測用の引っかけ口を設けておきました。

で、早速いつものオシロスコープと電圧計を繋いで、いつもの実験車両KATO「EF66」に走ってもらいましょう。
ktsIMG_2104.JPG
既に画面に出ている通り、スロットルがゼロ位置では殆ど電圧はかかっていませんが、厳密に言えば僅かにかかっています。
ktsIMG_2109.JPG
これは性質上やむを得ず。

3Vに上げてみます。
ktsIMG_2120.JPG
波が現れました。
ひとメモリ5Vなのですが、テスターを見ているとざっくり平均3Vって感じです。

周波数が100Hzですので、コンセントのAC100Vを全波整流して直流電圧をかけているのがわかります。
整流はACアダプターの中で行われているので、箱の方にあるのは安全装置や抵抗器です。

5Vに上げてみます。
ktsIMG_2129.JPG
スロットルもかなり回していますね。
車両はすでに走り始めています。
波形にノイズが乗っているのがわかりますか?
これは走行中、主に車輪とレールの間で上手く電気が流れない瞬間があると乗ります。
レールが汚れば確実に増えていきます。

7Vに上げます。
ktsIMG_2142.JPG
結構良いスピードで走ってます。
相変わらずノイズが乗っていますが、これはスピードが上がっても増えます。

全開です。
ktsIMG_2146.JPG
EF66がスケール換算したらあり得ない速度で突っ走ります。
電圧は16Vを越えています。
結構高くてちょっと心配になるレベルです。
ノイズも盛大に乗っていますね。

というわけで、比較用にTomixの「5001」のも乗せておきますね。
ktsIMG_8463.JPG
ktsIMG_8464.JPG
さて、波形だけ観ていると、DCC車両の走行には「スタンダードS」で問題がないなら、「5001」でも問題ないんじゃないのかな。
・・・って思うんですよね。
これだけだと。
DCアナログとされる「スタンダードS」や「5001」でもこれだけ荒れています。
これ位のノイズなら発生してもDCC車両は大丈夫って事なんでしょうか。

パルス式は周波数が桁違いに高い20kHz辺りにありますので、この画面でスケールを合わせたら帯状に見えてしまいます。
でもDCCのACの周波数もこの位高かったような・・・。

このウネウネ波形を均す回路も、コンデンサを使ってチャチャッと組めますが、それをやるとそれこそ突入電流だのなかなか減速しないだのと問題を引き起こしそうです。
(直流定電圧電源の画面がいかに綺麗か。)

DCC車両をDCで走らせると、何故壊れる事があるのか。
今のところよくわかりません。
が、とりあえず今後は「スタンダードS」を使おうかな。

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posted by こたちゃん at 20:30 | Comment(4) | 制御 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2015年12月28日

Tomix 5517「TCSパワーユニット N-DU101-CL」でワンハンドル運転

私の足車、リーフの2回目の車検を終えました。
ガッツリと税金やら自賠責やらと吹っ飛んでいきました。
自動車は維持するだけでもお金が掛りますが、それに引換え鉄道模型は安いものです。
・・・って、言いたい所ですが、今年のNゲージへの出費は尋常では無い予感。
その辺、大晦日辺りに振り返りますか。

さて。
Nゲージに限りませんが、鉄道模型の運転ではリアルを追うのか、操作のし易さを追うのかは悩ましいポイント。

ビシバシ入れ替えを楽しみたい時や動作チェックではTomixの「5001」のようなワンダイヤルで前後進までこなすコントローラーが重宝しますが、リアリティという意味では全くの別モノです。
一方、「N-DU202-CL」のような2ハンドル且つ加減速を再現しようとすると、リアリティはありますが思い通りになかなか動きませんので、小さい子には辛い。大人でももう少し肩の力を抜きたい。

だからリアル感あってもうちょっと簡単なのがあって良いと思うんです。
で、「N-DU101-CL」の出番です。
ktsIMG_1581.JPG
むしろなんで今までワンハンドルのコントローラーが無かったのか。
今時の電車も多くはこれだろうと。

先日、一足早くTamTam相模原店で触らせて貰えましたが、その印象が良かったので投入です。
ktsIMG_1583.JPG
大きさは「N-1000-CL」とさほど変わらず。
左手ハンドルになるので、右手を添える部分に少し盛り上がったパーツが付いています。
本体が軽いので手で押さえる意味もあるようです。
ktsIMG_1586.JPG
指一本で操作しようとすると本体ごと引きずられてレバーは倒れません。

手を添えなくてもレバーをしっかりつまんで手首を捻りながら操作すれば上手く動きます。
ktsIMG_1587.JPG
まあ、手を添えた方が良いですかね。
あるいは底に耐震ゲルとかすべらない敷きゴムでも貼っておけば良いのかな。
各自工夫の事。

前後のストロークはこのサイズにしては大きく取れていると思いますが、やはり思った位置にスッと入れづらいです。
もっとも、そこを補うためにLEDの表示でハンドルがどこに入っているのかが判るので、すぐに慣れるとは思います。
ktsIMG_1585.JPG
加速側は3ポジションありますが、加速度の違いだけで、どの段に入れていてもそのうち最高速に達します。
Nポジションでは一定速。
ですから、希望したスピードになったらNに入れてしまえば放置しててもOK。
この辺が「N-DU202-CL」とは一定速に対する制御が違います。

ニュートラル位置にわかりやすい感触の差があれば良かったと思います。
出来たら改良してくださ〜い。

前後進の切替がハンドルの左にありますが、これは右にあった方が良かったのではないかと。
そうすれば右手で前後を切り替えて左手で加減速出来ましたね。
出来たら改良してくださ〜い。

とまぁ、こんな感じですが、こうなると比較せざるを得ません。
先日発売されたKATOの「パワーパック ハイパーDX」。
ktsIMG_1582.JPG
同じような価格帯ですが、キャラとしては全く異なります。
正確さと前後進の切替を多用する場面では「ハイパーDX」に軍配が上がります。
高低差のあるミニレイアウトなどはこちらの方が相性が良さそうです。
「N-DU202-CL」は長めのエンドレスを各駅停車で楽しむのが良いでしょう。

本線2線しかないのにコントローラーだけどんどん増えています。
結局どれを使うんだろう。

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posted by こたちゃん at 00:00 | Comment(0) | 制御 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2015年12月04日

KATO「パワーパック ハイパーDX」の電圧波形を見る

久しぶりに胃カメラを飲んできました。
結果から言えば問題は見つからなかったようでひと安心。
中途半端な時間にしか予約が出来ず、仕方がないので映画観て帰ってきました。
またガルパンです。(爆)

さて。
KATOから新しいパワーパックが発売されました。

数の上では足りているので全く買う予定はありませんでしたが、何やら意味深な説明が。

KATOサイトから引用。

● ヨーロッパ形車両やコンデンサ搭載車両などハイパーDで使えなかった一部車両の走行が可能に。また、CEマーキング適合仕様につきヨーロッパでも使用可能。(変換プラグは別途市販品を利用。)

は?
話が見えなかったのですが、ググってみたらハイパーDでは一部の車両でトラブルがあったようですね。
とはいえ、何が変わったのか。
残念ながら我が家にはKATOのパワーパックがないので比較のしようがないのですが。
気になりますね。
ktsIMG_1452.JPG
買ってみた。

まずはTomixのレールに給電出来るようにしなくては。
KATO製からのTomix製ケーブルへ。
ktsIMG_1453.JPG
合体させます。
ktsIMG_1455.JPG

双方要らない方をぶった切って要る方同士をハンダ付け。
ktsIMG_1456.JPG
終了。

以前Tomixのパワーパック比較をした時の条件で、電圧を調べてみましょう。

今回のハイパーDXとこれまでのハイパーDで、見た目あんまり変わらず、右上にダイヤルが付いています。
ktsIMG_1458.JPG

KATOでもTomixと同じ「常点灯調整ダイヤル」があるのかと思いきや、説明としては起動電圧調整ボリューム」となっていますね。

一応試してみる。
ktsIMG_1460.JPG

お試し機関車と化しているKATO 3047-2「EF66後期形」は点灯する前に走り始めます。

最近再販されたのはどうだろう。
ktsIMG_1461.JPG

KATOの3060-1「EF65 500P形」も点灯前に走り始めます。

常点灯は無理なのか?

殿様あさかぜのナハネフ。
ktsIMG_1463.JPG
あ、常点灯になりますね。
機関車走りません。

では、電圧を観てみましょう。
ktsIMG_1470.JPG
極性の問題で反対向きに変えましたが、鏡越しに尾灯の点灯が確認出来ます。
2Vほどで充分な点灯具合です。
オシロスコープの画面を見てみましょう。
ktsIMG_1472.JPG
基本の周波数は約20kHzのPWMです。
縦のひとコマが5Vなので、ピークは約15V出ています。
おやおや、立ち下がりがぶれてますね。

では5Vにします。
もちろん機関車は走り始めています。
ktsIMG_1464.JPG

ほほう。
ktsIMG_1465.JPG
こちらも、立ち下がりがぶれています。

では7V。
ktsIMG_1466.JPG
スケール的にはこれで充分速い走りです。
ktsIMG_1473.JPG
やはり立ち下がりがぶれています。

このまま電圧を上げていくと、8V以上でブレが収まりました。
ktsIMG_1476.JPG

ktsIMG_1478.JPG
あ、全体的に薄く線が見えている線はノイズによるブレです。

念のため、フル。
ktsIMG_1467.JPG
当然波形は無くなり真っ平らの線になります。ただの直流です。説明書通りの約14.5V。

前回のTomix「N-1000-CL」の立ち下がりを見てみると、綺麗に下がっています。
ktsIMG_8457.JPG

もう一度今回の波形。
ktsIMG_1472.JPG
2Vの時がわかりやすいのですが、数えると下がる線は5本見えますね。
これがミソなんでしょう。

おそらく。
ここをわざとブレさせることで、過去の問題を解決したのではないかと。
つまり、これまで対応出来なかったとされるヨーロッパ形などの一部車両では、ここが揃うと唸り音、最悪は発熱が生じてしまうのではないかと。
立ち下がりがこれだけブレれば、毎サイクルで違う力がモーターから発せられるので力の掛り方が分散してしまい唸りが起こりません。
(説明端折ってますがそれ以上知りたい方は専門書読んでください。)

モーターのPWM制御で起こる唸り問題回避手段としては既知のテクニックなんですけどね・・・。

相変わらずDCCはダメだと思いますが、それ以外の相性問題について安心出来るなら良いことではないでしょうか。

ちなみに、Tomixの「N-1000-CL」より「ハイパーDX」の方が前後進の切替をし易くて使い勝手が良いですね。
これ気に入りました。

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posted by こたちゃん at 23:00 | Comment(2) | 制御 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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