今年は邦画豊作の年。
最寄りの映画館までは空いていれば20分ほどで到達するので、平日のナイト上映にすらポンと行く事が出来ます。
ストレス溜まり気味なのでちょっと足を伸ばして話題の感動作を観に行ってきました。
ガルパンはいいぞ。@立川シネマシティ極爆上映
さて。
なかなか進まないレイアウトの作業。
次々に入線する車両の走破性チェックは怠る事が出来ません。
そんな中、今年やって来た難物のうちのひとつがこれ。
KATO「M250系スーパーレールカーゴ」です。
先日のコンテナ記事の写真にも写り込んでいますが、8両編成で2編成が相次いで入線していました。
あ、当ブログでは入線全部を網羅していませんので、初紹介です。
で、颯爽と走っているように見えるんですが・・・。
これがどうしても通過出来ない場所がありました。
ここはS字にはならぬよう、途中にストレートを設けているものの、小回りの利かない車両対策として曲線を緩めた結果、間のストレート部分が140mmに満たないS70+S18.5のギリギリS字回避の場所。
ワイドレールへの統一もあり、カントレールの接続レールを使っているので短いカーブですがカントが付いています。
で、ここをM250系の先頭車はM車もT車も車輪が浮き上がる事で脱線し、周回出来ないという問題を抱えていました。
さてどうしたものか。
ここだけワイドレールを諦めるというのが最終手段ですが、ググっても同様の話題は出てきません。
アプローチレールで脱線するなら、他に事例があるはず・・・。
ひょっとして線路側ではなく車両側?
M車の盛大な騒音&ギクシャクの不調もあったので、分解してみました。
台車の構造が今売っているタイプとは違い平面のカーブでは問題ないようですが、カントが付いた傾斜線路に対してはあまり動きに自由がありません。
ただ、回避出来ないほどでもないように見えます。
上から車両を押すと接地しそう。
ま、その前に動力の不調を見てみます。
ギアに殆ど見えないのですが、繊維状の異物がありました。
所謂お座敷絨毯レイアウトで遊んでいると巻き込む、化繊の細かい例の奴。
ギア部分は全部バラして除去しました。
グリスはタミヤのモリブデン系を適量使って組み直しますが、どうもイマイチ。
通電も悪い模様。
ダイキャストまで全分解してみたら、モーターの端子とダイキャストブロックとの接点が汚れていました。
これもまぁ、経年で見かけますね。
接点は前回ポイントの分解清掃でも使ったレールクリーナーとオーディオ用接点復活剤「ガリ取りくん」を試しに塗ってから組み上げます。
ついでに接続するところは全部掃除して処理までしておきました。
その後慣らし運転5分くらいで動きは回復しています。
さ、問題は・・・。
あれ?
慣らし運転で周回してるじゃないですか。(爆)
何が変わった?
せっかく2両同じM車があるので比較してみます。
すると、整備した方の台車は上下動が緩い。
どうも集電シューの反りが台車のサスペンションスプリングとして絶妙な加減を要するようです。
たまたま上手く組めた模様。
ならばと残りのM車、T車もシューの反り具合を調整してみます。
なんという事でしょう!
これまで脱線ばかりだったM250系が何事もなかったように周回するではありませんか。
(BGMは脳内で劇的ビフォー・アフターの例の曲でも流してください。)
ってなわけでして。
これに限らす線路と車両の手直しを地味に繰り返し、このままでは今年も終わってしみます。
ヤバイですね。
いつになったら先に進むんでしょうか。
私のやる気スイッチ!
ポチッとおねがいします!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
posted by こたちゃん at 21:00
|
Comment(4)
|
貨車
|

|