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2016年10月21日

「エアロトレイン」が斬新すぎる件

ピコ太郎の「PPAP」が国境を越えて大人気だそうで、全米の某チャートでは77位まで行ってしまったと。
人生いろいろとやり抜いているとチャンスを掴むものですね。
個人的な問題ではありますが、私の車の担当営業マンがピコ太郎にそっくりです。

さて。
車両の整備は沼であるために適度なところで先送りにしないといつまで経ってもレイアウトの製作が進まない。
しかし「エアロトレイン」はいろいろ構造的に面白いところがあるのでもう少し紹介がてら進めてみます。

前回はレイアウトを1周出来ないという残念な報告で終わってしまったが、もう少し原因になる部分を探ってみましょう。

まず、車体間を繋いでいる電線。
ktsIMG_6245.JPG
先日8本と言いましたが、7本でした。
状況的には変わりませんが、とにかくこれが硬いのです。

なので、連結器のあるボディを被せること無く電線連結だけでも走れてしまいます。(笑)
ktsIMG_6336.JPG
ここで重要な事実は、この姿で走っても電線が伸びるでも無く、脱線せず走りきってしまう事です。orz
つまり、電線の硬さだけが脱線の理由ではありません。

一方、幌連結器とボディの方には干渉の問題があります。
ktsIMG_6310.JPG
こちらはひたすらボディを剥がしては干渉箇所を削って少しでも当たりが少ない状態にします。
これは地味に続けることで脱線頻度が下がることが確認出来ましたが、相変わらず無事には周回出来ません。

ただ、幌がボディと多少干渉してところで車輪さえ浮かなければ脱線には至らぬはず。

それならばとローフランジの車輪を交換するのはどうだろうかと検討してみました。
ktsIMG_6368.JPG
ここで初めて気が付きましたが、この台車1軸なのにボディ固定では無く少し軸を中心に首振りすのです。
ちゃんと機能していれば問題ないでしょうけど、ちょっと不安材料ではありますね。
ちゃんと進む方向に向いているのかなぁ。

軸の長さは約13.3mm。
ktsIMG_6369.JPG
合う流用品があるのでしょうか。

輪径は約5.1mm。
ktsIMG_6370.JPG
あぁ、これは厳しいですね。
フランジ部分で約6mmでした。

案の定。
多少大きくても収まれば良いかと思いましたが、甘かったですね。
ktsIMG_6372.JPG
これ以上フランジ径がアップすると台車に干渉することが判明。
車輪交換は候補から消えました。

浮き上がるなら重さで押さえ込むのはどうでしょう。
標準のウエイトはこれ。
ktsIMG_6374.JPG
ウエイトを増すクリアランスは確保されています。
しかし、ここで残念なお知らせ。
ktsIMG_6377.JPG
あの〜、分解図にはウエイトが2枚重ねで描かれていますが?(爆)

ということで、国内メーカーであれば問い合わせる場面ですが、英語圏に自ら電話をかけるほどのスキルはありません。
とっとと板鉛で追加ウエイトを搭載することにします。

ちなみに。
ktsIMG_6376.JPG
シャシと座席を分離するには一旦台車からの集電配線を外す必要があります。
黒い線ね。
ご覧のように基板には板端子があってそこに台車からの電線を突っ込んでるだけですが、被服剥き損ねて適当に突っ込まれた部分もあり。
なかなか手強いクオリティです。

また、いっそのことDCC機能を完全に無視して単純に2線化するのも考えました。
ktsIMG_6373.JPG
が、DCC前提で配線されているので、下手な分離では通電が面倒な様子。
途中で単純に切ってしまうと中間車両は明かりを灯しません。
しっかり回路を追えば簡単に対策は出来ると思いますが、これは最後の手段にしましょう。

あ、適当な追加ウエイトが見当たらないので、届いたらまた続きを。

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posted by こたちゃん at 23:00 | Comment(4) | 外国車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年10月16日

「エアロトレイン」は走り抜くことが出来るか!?

久々に1日フリーな日を設けることが出来ました。
自由は素晴らしい。
ガレージの錆スカイラインを走らせ、数年ぶりにジーンズを新調しに出かけ、クローゼットを片付け、ガレージを片付け、リビングを片付け・・・レイアウトが進みませんね。
来週こそもう少し何かします。

さて。
前回、悲願の入線を果たしたCon-Cor「エアロトレイン」。
ktsIMG_6297.JPG
製品化されていたのはだいぶ前から知っていたのですが、日本での購入機会となると難しい。
本国でもあっという間に売れてしまうようです。

仕様も導入した鉄道会社6社と無装飾の7仕様がラインナップされているようですが、UP仕様しか見かけたことがありません。
偶然、アメリカの通販サイトを眺めていたら2セットの在庫を発見しました。
数秒で買い物かごへ突っ込んで決済。
その後1日も経たずに売り切れとなりました。
展開が早い!

当然ながら、製品に対する情報も乏しく。
日本語だと殆どありません。(泣)

では、今後誰かの参考になるかもしれないので記録に残しておきましょう。
まずは動力車と客車のお腹を見てみます。
ktsIMG_6236.JPG
機関車の前軸は2軸。
実物はこの2軸のみの駆動です。
この列車、平地では速かったようですが勾配区間で補機が必要だったそうで。
模型では後方の1軸も駆動しています。

その6輪中4輪にトラクションタイヤが装着されています。
それじゃぁ集電出来ないだろうってことですが、なんと列車全軸で集電しています。
小田急ロマンスカーとか新幹線を想像したあなた、Con-Corを舐めてはいけません。
ktsIMG_6245.JPG
ご覧の通りの古き良きワイヤー接続です。(笑)
ktsIMG_6244.JPG
ワイヤーは細いのですが、DCCに対応すべく8本も繋がっているので車両が浮き上がってしまいます。(驚)
さすがエアロトレイン!浮上式!
・・・と、ヤケになってる場合ではありません。
ktsIMG_6238.JPG
ちなみに、DCCのデコーダーは簡単にセット出来るようです。

これを強引にも幌部品に仕込まれたネオジウムマグネットによる磁力で連結しています。
これにより浮上はしなくなります。
が、この幌の精度が悪かった。
ktsIMG_6309.JPG
車体と接触して引っかかり、なかなか綺麗に収まりません。
カーブを通るたびにこんな具合。
ktsIMG_6310.JPG
ご丁寧に幌をゴムで表現しているんですよ。
でも、メイド・イン・チャイナです。
設計では絶妙に逃げていたのだと思いますが、ゴムも部品全体の精度も悪いんでしょう。
ktsIMG_6300.JPG
カーブのたびに脱線することになります。(笑)

一旦ボディを外して接触する部分を丁寧に削って調整します。
ktsIMG_6243.JPG
って言いますか、これ毎度出し入れする毎にボディをバラして華奢な配線が切れぬようにコネクタを外すんでしょうか。
無茶すぎます。(笑)

いかにTomixやKATOの幌付き車の構造が優れているかって事です。
ktsIMG_6311.JPG
7両編成をこのまま保管出来るケースを考えないといけませんねぇ。
新幹線4両分くらいの長さです。
こりゃ収納を考えたら10両フル編成には出来ないな・・・。

頭を抱えつつ入線早々、2時間くらいチマチマといじっていました。
その後もチマチマと調整していますが、今現在、まだ無事にレイアウトを1周することが出来ません。orz

幌のゴムを全部剥がしてクリアランスを確保するか、幌ごと作り直してしまう方が良いかもしれません。


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posted by こたちゃん at 20:00 | Comment(2) | 外国車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年10月14日

Con-Cor「エアロトレイン Union Pacific (City of Las Vegas, 1957)」入線

本日10月14日は「鉄道の日」です。
アニメオタク的には「うる星やつら」のTVアニメがスタートした日です。
なんと今から35年前の事です。
19時から「Dr.スランプアラレちゃん」、19時半から「うる星やつら」でした。
凄い時代でしたねぇ。

さて。
鉄道史に残る車両というのが多々あるわけですが、個人的に印象深くいつかは手に入れたいと思っていた列車があります。
ktsIMG_6280.JPG
Con-Cor「N 0001-008764 Aerotrain 4-Car Set, Union Pacific (City of Las Vegas, 1957)」の入線です。
あちらは製品名が長いなぁ、相変わらず。

「エアロトレイン」というと20世紀半ばの羽根付きの浮上式のものが思い浮かびますが、いやいや、これでしょう。
ktsIMG_6293.JPG
1950年代のアメリカのデザイントレンドは今見てもなかなか刺激的で大胆ですが、その最中でもこの「エアロトレイン」はかなりぶっ飛んでいたようです。
そして、この列車の発表後、登場したのが日本のこだま型。
ktsIMG_6307.JPG
どうなんでしょう。
サクッと調べる限りでは設計時期に2〜3年の差があるようですが、影響されているとしか思えませんねぇ。
ktsIMG_6237.JPG
あ、運転席には乗員も乗ってます。

後方は展望車です。
ktsIMG_6247.JPG
古き良きアメリカ。(笑)

当時、クルマと飛行機に移動手段が奪われつつあった鉄道において、低コストとスピードを両立する形で導入された列車です。
車体設計ノウハウにはバスの技術が反映されています。
ktsIMG_6246.JPG
なんとなくバスっぽいです。
1軸台車ってだけでアメリカっぽく無いですが、試作車両では連接も含めいろいろ検討されていたようです。
ktsIMG_6299.JPG
冊子が付いていました。
いつか読破してみたいです。

ところで、今回入線したのは7両。
ktsIMG_6232.JPG
基本セットが4両で、増結セットが3両になっています。
ktsIMG_6234.JPG
実物は10両編成ですので、増結がもう1セット欲しいところ。

ただ、ですね・・・。
この列車、かなり癖の強い製品でして・・・。

次回に続く。


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posted by こたちゃん at 23:00 | Comment(0) | 外国車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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